毛の生える仕組み

 

体毛が濃い、多いと悩む方は少なくありません。
定期的にムダ毛処理をしていると、始めから生えてこなければ良いのに!なんて思う方も多いでしょう。

 

そもそも体毛は何故、生えてくるのか?
毛の役割や生える仕組みを見ていきましょう。

 

毛の役割

体毛にはどんな役割があるのか、早速見ていきましょう。

 

@皮膚の保護
体に何か物がぶつかった時、その衝撃や摩擦から皮膚を守ります。
また、眉毛やまつ毛は汗やほこりが目に入るのを防ぎ、鼻毛は空気中のゴミやほこりを吸い込まない為のフィルターとして、更に呼吸するときに空気を温めて体内に取り入れる働きを担っています。
他にも、陰毛は生殖器官を守り、ワキ毛は汗を発散させる働きがあるなど、毛の生える部位によって様々な役割を担っているのです。

 

A触覚機能
体に何かが直接触れる前に体毛に触れることで、微妙な感触をキャッチする役割があります。
暗闇でも危険や障害物を察知することができます。

 

B体温の維持
人間の体には、体温を一定に保っておくホメオスタシスという防衛システムのような機能が備わっています。
体毛はこの体温の維持に欠かせないものであり、体毛によって体温を一定に保てるようになっているのです。

 

ここまで読まれて違和感を得られた方が多いのではないでしょうか?
それもそのはず、実はこれ現代人にとってはあまり関係ないことばかりなのです。

 

そもそも人間は、サルから進化した生き物であり、人類に進化したばかりの頃は体毛に覆われ裸で生活していた訳です。

 

しかし、進化の過程で衣服を身にまとうようになり体毛の役割はあまり必要とされずに退化していきました。

 

但し、全ての体毛が退化した訳ではなく薄くなっているということですね。
その為、部位によってはムダと感じる体毛が出てくる訳です。

 

現代人にとって体毛は全く必要ではない!という訳ではありませんが、体毛がなくても問題ない部位が多く存在するというのは確かです。

 

毛の生える仕組み

ムダ毛処理をしても気付くと生えてくる体毛。
そもそも体毛はどんな風に生えてくるのでしょう?

 

体毛は肌の表面である表皮から上の部分、つまり目で見て分かる部分を「毛幹」。
表皮より下、つまり毛穴の中にある見えない部分を「毛根」と呼びます。

 

毛根の一番下は少し膨らんでおりこの部分を「毛球」といい、毛球の先端には「毛乳頭」や「毛母細胞」が存在します。

 

毛乳頭は毛細血管から栄養を取り込み、毛母細胞へと送ります。
栄養が送られた毛母細胞は、細胞分裂を繰り返し、毛を成長させるのです。

 

つまり、毛が生えてくるのは、この毛乳頭と毛母細胞の働きによるものということですね。

 

その為、ムダ毛処理では目で見て分かる部分の毛幹を処理しても毛乳頭と毛母細胞の働きによって次から次へと生えてきてしまう訳です。